お別れ
20年くらい音信不通だった実の父親が亡くなったという知らせを受け取った。
父親とは両親の離婚でゆるやかに決別していたし、最後に会ったのが反抗期ということもあって、心温まる思い出は少ない。でも大人になって、もう一度会おうと接触を試みた時は運悪く連絡手段が途切れていた。この時点でこじれた関係の修復をするのをあきらめてしまった。
大人の理由を理解できない頃は、父親をあからさまに嫌ったこともあった。だから死の一報で動揺する自分がわからない。涙が落ちる。どうしてだろう。
そこでもう一度考え直すと、父親が嫌いじゃないことがわかった。嫌だったのは家族が離ればなれで暮らす現実で、父親の人となりについて嫌な思いをしたことはなかった。現実に対する不満と父親への感情を切り離せず、混乱していたのだ。
悲しいわけがわかった。納得。
この事は寿命を使い果たした先の世界で話そうと思います。
しばらくはお別れです。お父さん、さようなら。ありがとう。
Posted at 2007/11/06 (Tue) 12:06 in 雑談 | WriteBacks (4)
