くろちゃんとのお別れ
2010年12月30日の午前、ねこ(くろちゃん)は天国へ旅立ちました。18才まであともう少しだった。長生きしたね。
具合が悪くなるきっかけは、腹水でした。お腹の太り方が若い時の肥満とずいぶん違うと気づいたのが12月に入ってから。注意して観察すると便が毎日出てない。それで便秘を疑って12月17日に病院へ。レントゲンを撮ったら、お腹の中に大量の水が入ってた。
腸の付近に腫瘍みたいな白い影が見えるので、たぶんこれのせいで腹水が出てるのだろうと。「この状態でご飯を食べてるのが信じられない」と驚かれた。
若い猫なら、腫瘍を手術で取り除く選択肢がある。でも17才の老猫には手術のメリットよりデメリットが多い。麻酔から目覚めない、一度目覚めても寝たきりになる、手術の負担に快復力がついていけなくて死期を早める可能性も高い。
病院の先生と話し合って、手術をせず、抗生剤と利尿剤を飲みながらお正月を乗り切ることにした。
でも、うちのねこに限らず、猫は病院が大嫌い。だから薬も大嫌い。腹水が少しでも減ればと思って我慢を強いて薬を飲ませたら、かえって飲ませる前より元気がなくなってしまった。そんな試行錯誤をするうちに食事量が激減。何度か強制給餌を試みたら、そのストレスでさらに消耗。人も消耗。
お医者さんから「薬は無理しなくていいから」と言われてたので、試しに薬を飲まないで過ごさせる。すると、ねこご機嫌。ねこが昼寝してる横でスーパーのお寿司を開けたら「ねぇお刺身でしょ」て顔をして起きてくる。わさび抜きのまぐろとしゃけをあげた。食べた。
後日その様子を病院の先生に話して、薬なし点滴なし延命措置なしで見送ることに決めました。「困ったことがあったら預かるので連絡ください」と言ってもらえたのがありがたかった。
あと数ヶ月早く異変に気づいてたら、と思う。取り越し苦労覚悟で診せれば良かったと思う反面、ねこにしたら通院すら迷惑なわけで。仮に数ヶ月早くわかっても年齢的に手術はできないし、どうするのが一番良かったのかわからない。
治療行為をやめると決意した次の日、罪滅ぼしにお刺身をあげたらばくばく食べた。天気がいい日は庭を散歩して、気が向いたら好きなご飯を食べる。しゃけも食べてくれた。今振り返ると人間側の心残りと関係なく、ねこがしたいことをできた日は結構あった。
ねこはいろんな場所を通じて、いろんな人に可愛がってもらいました。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
Posted at 2011/01/05 (Wed) 11:07 in 雑談 | WriteBacks (4)

