Shampoo:Jude
おとなしく丸まった音。系統的に Electric Rainbow と被ってるから、無理して聴く必要はないかと。うちは全部 CD で買いますけどね。
Jude がスタートした時の緊張感が欠けてるのは残念。子供のようにはしゃぐ様子も嫌いじゃないけど、ZHIVAGO で見せた破壊力も復活して欲しい。
あぁ、でも Charming Bloody Tuesday の生暖かい音も好き。
結局全部好き。全部好きー。
ベンジーの音楽にスリル、刹那、退廃(デカダンス)、悲壮感を求める背景には、今暮らしている社会のぬくぬくした優しさを蹴飛ばして、手当たり次第に壊したい・誰かを傷つけたい・悲しくなりたい・世界を悲観してみたい等の鬱屈感がくすぶってる人々(私も含めて)が渦巻く状況があると思う。一種の現実逃避。
悲しい曲に涙して、世界の悲劇を悲しむフリをする遊び。
「どうにだってなるんだね 気持ちさえ持てれば
忘れるなよ忘れるなよ 目に見える物が全てなんだ」
(Zhivago :: 宇宙的迷子)
聴き手の気持ち次第で、宝石とコールタールを行ったりきたりする音楽が Jude。
ブランキーは息が詰まりそうな絶望感と呪縛に包まれていた。あれで10年もったのは奇跡だったと思う。そんな風に身を切り刻んでいた彼らが、楽しく音楽を作って演奏する姿を目にすると、本当に救われた思いがする。
世の中捨てたもんじゃないのさ、って。
Posted at 2005/09/26 (Mon) 02:19 in 音楽 | WriteBacks (0)

