レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第12回(全20回)
マイ味見用カップを誤って台所に叩きつけた。ひび割れ発生!(がーん)。味見中に器がざりざりと音を立てる様はなんとも妙。次回は多分テイエのテイスティングカップで味見することになります。
704 アールグレイ・シルバーチップス
EARL GREY SILVER TIPS 500円/50gブレンドすることで、紅茶本来のうまみを増すといわれるシルバーチップス。この貴重な銀色の芽をブレンドしたアールグレイです。
ほのかに香るスモーキーな香りはシルバーチップスのしわざ?濃い水色とは裏腹な繊細さがある。ベルガモットは味の引き立て役に徹していて、強くなりがちなスモーキーな香と、茶葉の渋みを柔らかい形にまとめている。701のような華やかさはないが、丸い口当たりと控えめで優しい雰囲気が好印象。
8点/10点
710 ジャスミン・チュンフェン
JASMIN CHUNG FENG 950円/50g中国緑茶をベースにした最高級のジャスミンティー。その春風のような芳香は、いちど口にしたら二度と忘れられないほどさわやか。
前回の記憶で戦々恐々としながら試飲。これはおいしかった!普通のジャスミン茶とは一線を画す存在。最初に爽やかなジャスミンの香りが広がり、ミドルノート以降は茶葉の渋みが顔を出し始める。両者が絡み合った後、最後に台湾茶に似た甘い余韻で終了。雑味を感じさせない味の組み立て方は見事。
7点/10点
711 ジャスミン・マンダリン
JASMIN MANDARIN 450円/50gさっぱりとした中国緑茶がベースの、味と香りのバランスが良く飲みやすいジャスミンティー。たっぷり楽しみたいという方におすすめ。
615 より大丈夫(だと思う)。しかし手間がかかる割に味の内容が薄っぺらい。抽出時間は推奨3〜5分だが、3分か3分以下に留めた方が無難。それ以上長いとほこりっぽい雑味が目立つので注意。結局ジャスミンの香りより茶葉の駄目さ加減の方が目立ってしまうのが切ない。いくら安いったってねぇ。
3点/10点
713 ライチ
LICHEE 450円/50gキームンをベースに、楊貴妃が愛したという果物ライチを、中国伝統のレシピでブレンド。エキゾチックな甘さに、心がなごみます。
香り立ちは良好。甘酸っぱい風味も悪くないが、茶葉の味展開は皆無に等しい。ライチの風味は引き立っているが、いかんせん茶葉が香りを捉えないまま喉の奥に向かって一方通行していくのは寂しい。もう少し茶としての味が欲しい。爽やかな口当たりを狙ってアイスティーで攻める価値はありそう。
4点/10点
800 アプリコット
ABRICOT 450円/50g優しく甘酸っぱいあんずの香りが春の野を連想させる、さっぱりした紅茶です。マリーゴールドの花びらが入って、見た目にもきれい。
真っ先にあんずの甘い香りが現れる。次にマリーゴールドの甘みが現れるが余韻まで続かず、後口は強引に切断されるような感覚。マリーゴールドの花びらはハーブティーでは非常にポピュラーで、強い風味でシングルもブレンドもこなせる。もっとマリーゴールドの配分を増やせば余韻が出るかもしれない。
5点/10点
710 は価格が高いのでマイナス1点。一番好きなのは 704(残念ながら廃盤)。自分でシルバーチップス買って再現してみたい。
そして 800 からの現代戦突入。
現代のフレーバードティー果実やハーブで味付けされてるのにもかかわらず、価格帯が500円前後の恐ろしいラインナップ。時々ダージリンで休憩しなから合戦中。泣きたくなってくるのはなぜ?
現代感覚でさまざまな香りをつけた、いわばお茶の花束です。1970年代のヨーロッパで生まれ、世界に広まりました。テイエ自慢のオリジナル品の数々をご賞味ください。
(テイエカタログより引用)
Posted at 2004/10/25 (Mon) 15:37 in テイスティングマラソン | WriteBacks (2)
