レピシエ100種 テイスティングマラソン: 第11回(全20回)
秋。季節柄冷めにくい茶器を使いたくなったので、今回は全てポットで入れました。そのせいか「香りが弱い」コール大連発。
665 フォルモサ
FORMOSA 650円/50g緑茶のような青みと新鮮な花の香り、台湾を代表する球状の烏龍茶です。ほんのりとした甘みとミルキーさが口に残ります。
台湾茶。456 凍頂烏龍茶に通じる味。ミルクに似た濃厚な香りとウーロン茶に似た渋みの組み合わせがいい。入れる回数によって表情が変わる。最初は甘い香りを吸い込み、次にそれが清涼感のある渋みへ変化して、再び甘い余韻が舌先に蘇る。豊かな味の変化を楽しめる台湾茶の醍醐味ある一品。
9点/10点
671 モーハンズブレンド・ファーストフラッシュ
MOHANS BLEND FIRST FLUSH 800円/50g春摘みダージリンのみを使った、ダージリンのブレンダー、モーハンさんのオリジナルブレンド。若々しい青さと甘みのある香りが、とても純粋で繊細な印象。
香り立ちは弱いが、確かにダージリン。610 や 611 より洗練されている印象。腰が弱いので、お湯の温度が高すぎると風味が全部飛んでしまいそう(レピシエの推奨湯温:85〜90度)。飲み進めるうちに青い渋みとほのかに甘い余韻が広がってくる。ダージリン入門編としては良い選択かも。
8点/10点
700 アールグレイ・ダージリン
EARL GREY DRJEELING 850円/50g伝統的なレシピに基づいてブレンドされた、100%ダージリンを使ったアールグレイの最高級品。ベルガモットの深い香りが心地良い。
アールグレイのおいしさを堪能できる一品。ベルガモットの酸味を追いかけてダージリンの渋みが早足に現れるタイミングが絶妙。貴金属のような重厚感に風格を感じる。しかし他社のアールグレイを知らないので過大評価な気もするが…。レピシエのアールグレイでどれが一番?と聞かれたら迷わずこれ。
10点/10点
702 アールグレイ
EARL GREY 450円/50gキームンをベースにした、オーソドックスなアールグレイ。ストレートでもミルクティーでもおいしい、いつも置いておきたい紅茶です。
キームンの重い香りとベルガモット香が大激突。そのせいか思ったより香り立ちが弱い。茶葉の渋みとベルガモットの酸味が同じタイミングで訪れる。深みはないが、飽きのこないさっぱりした感触を楽しめる。二煎目から雑味が目立って味が落ちるのは安さ故?一度入れたらさっさと新しいのを使いましょう。
5点/10点
703 ブレックファスト・アールグレイ
BREAKFAST EARL GREY 450円/50gブロークンサイズの茶葉を使っているので、とても濃く出るのが特徴。アールグレイはミルクティーがいい、という方にぴったりです。
浸出時間2分。これでも濃いと思った。香り立ちは弱い。渋みがきついのでミルクを入れるものの茶葉と全然絡まらなず、輪をかけてまずい味に。茶器を使うと濃く出過ぎるので、どうやって扱えばいいかわからない。裏を返せばティーバッグ用途に向いているとも言えるが、いくらなんでも粗雑すぎないかい?
3点/10点
アールグレイ祭りの最中に「紅茶にレモンを入れる発想はアールグレイだったのか!?」と気づく超鈍感な自分。でもこうやって茶葉を斬り続けると、ゴールデンチップスやアールグレイなどの紅茶語を調べたい!という欲求が出てくるのが新鮮。紅茶って奥が深いなぁ(って前にも言ったような)。
話が変わりますが、テイエの 2004 October カタログではアールグレイの新種やマテ茶が出現し、春摘みと夏摘みがフルラインナップに。圧巻。でも16ページ目と17ページ目の印字が汚いのはいただけない。
Posted at 2004/10/19 (Tue) 01:04 in テイスティングマラソン | WriteBacks (6)

