煩悩リセット稽古帖:小池龍之介
「煩悩」はそれ以外のことが何も考えられなくなる妄想から、集中力を邪魔するどうでもいい思考まで含みます。どうでもいい思考というのは、うどんを食べてる最中に「GONさん家の猫かわいいな…フフ」とその場で見てないものを急に思い出すとか、まだ取りかかってない仕事を「次の仕事やだなーやりたくないなー」と心配することとか。
イライラ・そわそわ・不安の原因になるストレスすべてが「煩悩」。その煩悩の濃度を薄めて心穏やかに暮らすお手本を仏道(仏教の心理トレーニング)から学ぶ本です。
自己啓発コーナーの脳科学本や手っ取り早くスキルを身につける効率本、勉強本と違うところは、頭の中の掃除ができること。
自己啓発本は読者に新しいルールを課して「こうすると素敵なあなたに!」と提案する流れが多い。でも自分の場合、ルールを覚えられなくて挫折するのですよ。頭の中味が1+2+3+5+2な足し算式に増殖して扱いきれなくなる。容量オーバー。結局「もういいよ」と投げ捨てるわけですが。
煩悩リセット稽古帖の新しいルールの多くは、煩悩を頭の中から追い出すことからスタートします。煩悩=ストレスの掃除に通じるので、やってみると心が軽くなるのです。インプットする情報量の中に引き算が入る。1+2+1-1-2みたいな。
かといってルールの実践方法は難しくなく、例えば不安の解消だったら、
「不安になっちゃダメ」と否定するのではなく、自分自身が不安になっている有り様を認めますこと。そのためにはむしろ、いっそのこと「不安、不安、不安、不安……」と、繰り返し唱えてみるとよろしいでしょう。
すると、「あー、自分は不安になって自分で自分を苦しめていたんだなあ」と、心が客観的に理解してくれます。そしてはじめて、心がその状態をほんとうに治すべきだと学習して、自然に不安を解消してくれるのです。
(31ページ目から引用)
これだけのことでも、やってみると変わる。
ストレスを持て余してる時に読めば役に立つし、暇つぶしにぱらぱらめくって4コマ漫画を眺めても楽しい。ネコッコかわいいなぁ(ここ大事
Posted at 2009/02/05 (Thu) 00:44 in 本 | WriteBacks (0)
