片思い中の男性が使ってたら幻滅する携帯電話
左が au の携帯電話、右がイプサのタイムリセット(美容液)。
ファンデーションのケースにも似てる。
最初に au の電話機を見た時は、性差と生活習慣の違いが現れた典型的パターンだと思った。会社に行く男の人って化粧品使わないでしょ?
化粧品が踏襲したデザインは、男性の視点で新鮮に見えたのかな。と。
でも「au『PENCK』のキートップフォントは盗用されたもの?」(from スラドジャパン)を読んで唖然。足立裕司氏が作成したフリーフォントを、報道機関に「サイトウマコトがデザインしました」と PR している。
ここから個人的な妄想。
サイトウマコト氏の事務所に au の電話機デザインの仕事が来たので、事務所に雇われた新人デザイナーが叩き台(企画書みたいなもの)を作った。その中に足立裕司氏作のフォントが含まれていて、それを初めて見たサイトウマコト氏は「うちの事務所のデザイナーが、キートップのフォントを考案した」と勘違いする。
サイトウマコト氏の手下は「インターネットで探したフォントを使いました」と言わないまま、デザイン採用→生産ラインにのって商品として流通。フォント作者の足立氏は商品になってしまった自分の作品を見て驚く。
(妄想終わり)
一番嘆かわしい点は、新人(手下)デザイナーの、フォントやフリーウェアに対する価値観の低さ。
無料配られてる物なら何でも二次利用してもいいという安易な解釈。
インターネットの向こう側に、物を作った人間がいることを実感できない。無料で配布するフリーウェアの著作権を考える能力がない。想像力の欠如。
ひょっとすると大御所と呼ばれるデザイン事務所は、想像力が欠如したデザイナーの卵がたくさんいるのかもしれない。そう考えるとぞっとする。
善意で供された技術や才能を、青二才を養護する大御所が食い散らかしていくのか?憂鬱。「のび太のものはオレのもの」的なジャイアニズムを思い出して少し笑う。笑う所じゃないんだけど。
現在、足立裕司氏が異議を述べたホームページはアクセスできない。au、サイトウマコトデザイン室、足立裕司氏の三つ巴で水面下交渉が進行してるのかしら?
個人的には足立さんを応援してるので(本でお世話になってるから)、フォント使用料の収入や、著作権の正確な所在の告知など、足立さん側に有益な結果になって欲しいです。
(追記)KDDI とサイトウマコト氏が足立氏に謝罪。工学技術的にたくさんの人が関わったみたいだけど、泥塗りのイメージのせいで製品寿命が短くなりそうな予感。まぁお金で解決できることはお金を使って円満に(ry
(追記2)足立氏による正式な経緯説明。
Posted at 2005/03/29 (Tue) 01:14 in 美術 | WriteBacks (2)
