アロマ   ニールズヤードが好きだ 2001.7.17

NEAL'S YARD REMEDIES

ニールズヤードの精油や化粧品が大好きだ。自分で勇気を出して直営店へ足を運ぶ前からなんとなく気になっていた。実際直営店へ行ってみたら、ますます好きになった。他のブランドの精油と比べると値段は高いかもしれない。日本でも質の良い精油を良心的な価格で販売しているお店はあるし、実際買ったこともある。でも基本に立ち返るとニールズヤードなのだ。経済的に許せば、全ての精油をここのラインナップで占めたい。同じ名前の精油でも、精油を採取した植物の原産地等によって香りは変わるので、違うブランドで同じラベンダーの精油を買ったりという遊びもできるけれど、ニールズヤードにこだわりたい。なぜだ。

瓶が好きだ

精油や化粧品の容器の外観が美しい。ブルーのガラスボトルに、褐色のラベル。黒のキャップ。大量に並んでいると壮観ものだ。ラベルには精油の名前、採取した植物の学名、諸注意(子供に触らせない、目に入れない等)、ブランドロゴ、容量、(オーガニックの場合は)オーガニック製品であることを示すマークが黒一色のインクで印刷してある。化粧品の場合は種類によってラベルの色が紫やオレンジ、黄緑等に変わる。ちなみに空になった瓶類は、リサイクルのために回収される(直営店のみ)。しかしラベルを丁寧にはがせば、東急ハンズやソニープラザで買うよりずっと素敵な空き容器になる。瓶の青色は光から中身を守る役割を果たしているので、手作り化粧品の長期保存にうってつけだ。
だからお風呂場で使う木酢液は、ニールズヤードの青ボトルに移し替えて使ってます。割れるので扱いは慎重にしないといけないけど、その扱いにくさがまた贅沢な気分でして。ってバカですね。エルメスやルイヴィトンの鞄ばかりおねだりする小娘と何も変わりありませんね。

ブランド名は品質の証

でもアロマセラピーにおいて、精油を選ぶ基準はブランドです。普通の人の鼻では、合成香料と天然物質の香りの差なんてわかりません。だからこそ、本で紹介されているような有名精油メーカーの商品を選ぶ必要があるのです。しかし本に載っていなくても、インターネットで精油を販売しているお店はたくさんあります。実際私もそういうお店から精油を買っています。どうしてそのオンラインショップから精油を買おうと思ったかというと、お店のスタッフの熱意が画面越しに伝わってきたのです。APLacはオーストラリアに住む日本人女性が営む精油のオンラインショップです。彼女は自分がティートリーの精油に出会った経緯から、いかに生活の中にアロマセラピーを実践してきたかを熱く語っています。熱意のある人が選んで売っている精油だから、実物を手に取った事がなくても買う気になったのです。
一方、100円ショップや無印良品など、本来のビジネスとは違う分野のメーカーが精油を売り始めています。そういった商品は専門店の精油よりかなり安いのです。その安さの秘密は、ラベルから推し量ることができません。おそらく合成香料をつかっているか、似たような植物をかけあわせた精油を植物油で希釈したりしているのでしょう。だってラベンダーとローズが同じ値段で買えるわけがないのです。
精油を植物から取り出す方法は数種類あります。機械で比較的短時間に取り出せる方法(蒸留法)と、何種類もの薬品をくぐらせて、精油の成分を取り出す方法(アブソリュート)、そして植物をぎゅーっと絞って精油を取り出す方法(圧搾法)です。手間のかかる方法で採取した精油は、その手間ゆえに高額になります。手間だけではなく、植物によって取れる精油の量はバラバラなので、1ml の精油に何本の植物を費やしているのかも価格の決め手です。
そのような知識のないまま、一定価格の安い精油を買ってしまうことはお金の無駄遣いだと思います。香りだけ楽しむのならまだしも、スキンケアや入浴に使用するとなると合成品や希釈品では効果が望めないのではないかと思います。