2004年07月26日

レイモンド・カーヴァー

新聞広告で、レイモンド・カーヴァー全集の最終巻が出るという広告を見た。まだ終わってなかったのか。1巻目は1991年の刊行なので、足かけ13年の文学全集。ひー。

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THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER 8
必要になったら電話をかけて

翻訳は村上春樹。彼がレイモンド・カーヴァーのファンなので、本屋で手に取ったのも「翻訳:村上春樹」という本の帯につられたのがきっかけ。

レイモンド・カーヴァーはアメリカ出身の小説家。1939年生まれ、1988年没。短編小説を中心にした作家活動を行った。

正直に言うと、レイモンド・カーヴァーの小説の評価はむずかしい。娯楽的要素が少ないし、感傷に浸るような甘い要素がみつからない。ウェイトレスを観察する男、水パイプを回してラリるカップルたち、予想外の親の叱責に戸惑う子ども。

淡々と続く人物描写は、退屈で意味を見いだせないかもしれない。しかし奇妙な既視感や雰囲気を感じ取ることができたら、レイモンド・カーヴァーはおもしろい。

posted by けーき : 14:35

2004年07月23日

マークスの山

マークスの山、ハードカバー版。直木賞受賞作。しかし文庫化にあたって作者が全面改稿を行ったため、最初に出版されたハードカバー版と文庫版の内容は大きく変わってるらしい。

山へ登ろうとする行為は人間の本能と聞いたことがあるが、この小説を読んだ後は特に登山の魅力について考えてしまう。自分は一生やらないと思うけど。

結末の絶望と、人間の不条理を一気に描く筆致がすごい。

posted by けーき : 02:37

2004年07月15日

スタイルシートスタンダード・デザインガイド


ホームページ製作のノウハウ本。スタイルシートの本と言うより、JIS 規格とウェブアクセシビリティに配慮した製作技術についての本。

「ウェブアクセシビリティ」という言葉は、あまり聞き慣れない言葉だと思います。これは、「高齢者や障害者など、心身の機能に制約のある人でもウェブで提供されている情報に問題なくアクセスし利用できること」を意味しています。
(総務省・みんなのウェブより引用)
この本を読んで、ホームページの作り方が転換点を迎えてるんだなぁと思った。テーブルタグを利用したレイアウトや、複数の html を重ねるフレーム表示が過去の遺物となりつつある。

読みながらいろいろ考えさせられる反面、今まで作ってきた(ウェブログ以外の)頁を全部作り直したくなる衝動に駆られる。

posted by けーき : 23:50

2004年07月12日

オブジェクト指向でなぜつくるのか

某書籍の発売延期を知って、代わりに買ってみた本。プログラム開発に分類されてるけど、親しみやすくテンポの良い文章で最後まで飽きさせない。

オブジェクト指向でなぜつくるのか

技術書の役割は他の解説本へ渡し(各章末に著者推薦の書籍が紹介される)、オブジェクト指向を含んだソフトウェア開発の手法と成り立ちをとことん述べる。各種言語の入門書としても使えるし、パソコン関連の雑学書として読んでも面白い。

これを読んで、デカルトや小林秀雄が展開した「哲学」と呼ばれる議論は、ソフトウェア開発技術へ引き継がれているのでは?と思った。精神医学、科学とは異なる見地で書かれた現代哲学の一歩が UML。(飛躍しすぎ?)

コンピューターを触る習慣がある人におすすめ。専門知識がなくても楽しめます。

posted by けーき : 00:10

2004年05月24日

WebデザイナーのためのフリーDB(データベース)構築法

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WebデザイナーのためのフリーDB(データベース)構築法という本を片手に、Xcode Developer Tools や mi の PHP モードをインストール。OS X(10.2や10.1を含む)を利用したサーバー環境構築にもってこいの一冊。GUI が整ったソフトに慣れきったデザイナー(←自分)にもわかりやすい説明です。

なんとなく Apache を起動できるのは知ってたけど、Ruby が入ってるのまでは知らなかった。ローカルで wema(Wiki も lily も)できるじゃん!もっと早く読んでれば良かった…。
この本の初版は2003年12月。あと二年くらい使えるかな?

posted by けーき : 15:41